JR新大久保駅・駅ビルで「くじら博」開催。アーティスティックなクジラグッズとおいしいクジラ料理が大集合! | 耳ヨリくじら情報 | くじらタウン

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2022.10.12

JR新大久保駅・駅ビルで「くじら博」開催。アーティスティックなクジラグッズとおいしいクジラ料理が大集合!

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9月25日、JR新大久保駅・駅ビル『K,D,C,,,』にて、クジラの魅力を目でも舌でも堪能できるイベント「くじら博」が開催されました。

ブローチも陶芸も絵画もぜ~んぶクジラモチーフ!

クジラモチーフのグッズ販売出店者は、ブローチ作家・maalatayaさん、陶芸作家・齋藤敦さん(工房彩陶)、画家・松崎大輔さんの3名。

クジラをはじめさまざまな動物のブローチをつくっているmaalatayaさんの作品は、手のひらから飛び出すほど大ぶりで存在感たっぷり。しかも、季節の花々をまとったクジラもいれば、満月と一緒に泳いでいるかのようなクジラもいて、どの子を連れて帰るか悩んでしまうこと必至です。シンプルなシャツやブラウスにワンポイントとして装着するのはもちろん、アートピースとして飾って楽しむのもステキ。いろんな種類を集めたくなります。

都内のマンションの一室を工房としているのは、「工房彩陶」の齋藤敦さん。もともとは主に魚をモチーフにした作品を作っていたといいますが、あるとき知人からのすすめでクジラをモチーフとする作品もつくってみたところ、とても評判がよかったことから、クジラやシャチへの探求心が深まったのだそう。「クジラグッズを探している方はみんなクジラが大好きで詳しいので、半端な知識でつくるのはよくないと思い、本物の生態や動きをきちんと理解しておきたいと考えたんです」と齋藤さん。しかも、調べていくうちにご自身のクジラへの愛も深まったようで、「特に好きなのはザトウクジラです。食事の仕方がとってもおもしろいんですよ」と目を輝かせていました。

くじらタウン』のインタビューにも登場してくれた松崎大輔さんのテーブルには、カラフルなクジラが描かれたミニサイズのアート作品がズラリ。手元に置いて毎日眺めたくなるやさしい雰囲気の作品ぞろいで、来場者も思わず笑みをこぼしていました。
また、今回のイベントでは作家と直接コミュニケーションもできるため、作品について質問したり、好きなクジラの話で盛り上がったりと、来場者それぞれが思い思いに楽しめるのも大きな魅力。maalatayaさんや松崎さんはその場で作品制作もおこなっていたため、興味津々で眺める人も多かったに違いありません。

ユニークなメニューぞろいで全種類制覇したくなる!

飲食店の出店者は、鯨・海鮮料理店『鯨の胃袋』と鯨料理店『らじっく』の2店舗。さらに、会場である『K,D,C,,,』を運営する株式会社インテンションによる1日限定のカフェ『喫茶くじら』もオープンしました。

『鯨の胃袋』は、ローリエやオレガノ、カーリックを効かせた低温調理の“ローストホエール”がたっぷりトッピングされた「くじらのTKG」(700円)をはじめ、しっとりとした赤身肉のうまみを堪能できるメニューを豊富に用意。

クジラを食べるのは初めてというmaalatayaさんは、野菜もたっぷりの「ローストホエール丼」(800円)を口にして、「こんなに食べやすいなんてびっくり! 馬刺しにも通じるものがありますね」と感想を聞かせてくれました。

さらに、クジラの須の子(アゴの下肉)をやわらかく煮込んだ「くじらの煮込み」(500円)などのおつまみ系メニューを、ハイボールやサワーとともに堪能するお客さんもいました。

一方の『くじらのらじっく』は、「自家酵母バンズのくじらメンチカツバーガー」(500円)をはじめとした洋風メニューを用意。クジラを食べるのは小学校の給食以来という齋藤さんは、「久しぶりにクジラを食べましたが、“クジラを食べてる!”って感じがいいですね」と感慨深げ。給食のメニューは竜田揚げだったといいますが、同じ揚げ物ということもあり、懐かしい気持ちを思い出したのかもしれませんね。

クジラのスジ肉をトマトや玉ねぎ、クジラの出汁とともに煮込んだソースを麺に絡めていただく「くじらラグーの生パスタフェットチーネ」(900円)は、クジラの“おば”までトッピングされたゴージャスな装い。「魚の食感とは違うなと思うんだけど、クジラだとは言われないとわからないですね」と驚きながらもおいしそうな表情をのぞかせてくれた松崎さんをはじめ、男性にも人気の一品でした。

そして『喫茶くじら』は、クジラをイメージして作った2種類のクリームソーダ(350円)を用意。アイスクリームのうえにクジラクッキーがトッピングされたタイプ(写真・左)と、アイスクリーム自体をクジラのボディに見立てたタイプ(写真・右)の両方を写真に収めたいとの考えから、友だち同士で違うものを頼んで撮影を楽しむお客さんもいました。

駅ビルでの開催とあって、「たまたま通りかかったから覗いてみた」というお客さんもいましたが、イベントをきっかけに新大久保の街でも多くのクジラファンが誕生したに違いありませんね!

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