巣鴨くじら祭り2021
巣鴨くじら祭りとは
巣鴨くじら祭りは、日本人が大事にしてきた「くじらの文化」を考え、また楽しむお祭りとして、
2013年に日本捕鯨協会と巣鴨地蔵通り商店街振興組合によって始まりました。
2016年からは、NPO海のくに・日本、巣鴨地蔵通り商店街振興組合、
一般財団法人日本鯨類研究所により開催され、「1000人で味わうくじら汁」、
大勢のこどもや大人が参加する「くじら川柳大会」を中心に、
「日本各地のくじらの町の紹介」や「くじら写真展」などをとおして、
日本人とくじらの長く深い関わりを体験的に楽しんでいただくお祭りとして開催しています。
会場はもちろん、巣鴨地蔵通り商店街です。
商店街の「すがもん広場」「眞性寺」を会場に実施してまいりました。
また、くじら汁をつくる会場として、豊島区立仰高小学校に毎年、お世話になってまいりました。
くじら川柳2021
「くじら川柳大会」は、2016年から始まった巣鴨くじら祭りの中心的な文化活動です。
豊島区を中心に、日本各地の大勢のこどもたち、大人の皆さまにご参加いただき、
くじらを詠みこんだ川柳をご応募いただき、選考のうえ、入選作品を発表してまいりました。
今年2021年は、新型コロナ禍で例年のようなお祭りが開催できません。
そこで、今年は「くじら川柳大会」を中心にした活動とすることにしました。
そして、例年と一味違う試みとして、宮城県石巻市で開催される「全国鯨フォーラム2021」を
入賞作品の発表の舞台とさせていただくことにいたしました。
全国のくじらの関係者が集い、捕鯨と所縁の深い石巻市で開催されるイベントに参加することで、
「巣鴨くじら祭り」と「くじら川柳」も、少し飛躍をしたいと願ってのことです。
関係者の皆さまのご厚意とお力添えに感謝しつつ、
今年も「くじら川柳大会」を実施させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
これまで5年間の作品はこちらです。
入選作品発表と選評
「くじら川柳大会」の選者は、第1回目から三遊亭金八師匠、
NPO海のくに・日本、(一社)日本捕鯨協会、(一財)日本鯨類研究所で務めさせていただいてまいりました。
今年度は三遊亭金八師匠を中心に、NPO海のくに・日本、(一財)日本鯨類研究所も加わって選考させていただきました。
今回の特長や、選ばれた句のどこに魅力をあったのか、について、三遊亭金八師匠よりご紹介いただきます。
くじらと日本人、くじらと人間、くじらと地球について、より深く考えていただく機会としてぜひ、お聞きいただければ幸いです。
三遊亭金八師匠による第6回くじら川柳の講評は、巣鴨地蔵通り商店街事務局からお送りいたします。
落語家
三遊亭 金八
「巣鴨くじら祭り」において、くじら川柳の選者、まつりの進行役、くじら寄席の主役を務めてきた落語家。今年はくじら寄席、巣鴨くじら踊りも引っ提げてのご登壇!(落語協会真打。北海道根室市出身。落語のほか寄席の踊り(住吉踊り・高座舞)・笛(能管・篠笛)・腹話術(相方- ター坊)・お座敷芸など得意分野は幅広い。趣味は「シニア世代の昔話を聞くこと」という根っからの話好き。北方領土元島民の二世でもある)。昨年秋「巣鴨くじら踊り」を考案。来年の「巣鴨くじら祭り」では大々的に踊りの輪を広げる予定です。