衛星標識装着とは

海で生活しているクジラがどこにいるかを知るための調査です。
世界中の海に住んでいるクジラたちの居場所は、クジラのからだに衛星標識という発信機をつけて、そこから送られてくる電波情報を人工衛星を通して受け取り、追跡調査を行うことでわかります。

１　クジラに発信機をつけます
２　発信機から宇宙にある人工衛星に居場所を伝える電波が送られます。
３　電波をキャッチした人工衛星は、地上の情報処理センターにクジラ野居場所の情報を送ります。
４　情報処理センターは、研究者に人工衛星から届いた情報を送ります。
５　送られてきた情報を解析して、クジラの居場所や、どんな動きをしているかを調べます。

クジラの居場所を知ることで分かること

クジラの居場所を知ることで、クジラの生活史や海の環境を教えてもらっているのです。

《この実験をすることでわかること》

・クジラがどこの海へエサを食べに行き、どこに帰るのか
・どの海域にクジラのエサとなる魚やイカがいるのか（海の資源の情報）
・クジラの生まれ育った場所（クジラの集団の情報）
・どの海域にどんな種類のクジラがいるのか

調査の様子（動画）はこちらから