五感を使ってクジラを身近に感じよう! 京都文教学園「ともいき(共生)フェスティバル」にクジラブース出展 | 耳ヨリくじら情報 | くじらタウン

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2024.11.29

五感を使ってクジラを身近に感じよう! 京都文教学園「ともいき(共生)フェスティバル」にクジラブース出展

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2024年11月24日(日)に京都文教大学宇治キャンパスにて「家族で遊ぼっ!ともいき(共生)フェスティバル2024」が開催されました。
子どもが主役となり家族はもちろん地域の人々や大学の学生、教職員など様々な世代の人々と共にワークショップや体験を通して交流する場として2014年から開催している「ともいき(共生)フェスティバル」。
地域企業・団体の方や高校生・在学生や教職員の方々が60ブースも設けました。その中に見て、食べて、五感を通じてクジラ文化について学べる「クジラを身近に感じよう」を日本鯨類研究所が出展しました。

実物のクジラヒゲや歯をさわって感じる!

ブース内では実物のクジラの歯やヒゲが展示されており、どこに生えていてどのような使われ方をしているのかパネルを見ながら実際に触ってみることができました。
展示されていたツチクジラとシャチは同じクジラなのに歯の形が全く違うので、見に来た人は「これどっちも歯なの!?全然違う」と驚いた様子でした。

展示されているパネルには、日本人とクジラの歴史やクジラの生態についてなどが説明されていました。クジラのヒゲや歯が工芸品として活用されていたことや、牛も豚も高級品だった時代は鯨肉が食べられていたことなど、生活する上でクジラはとても大切な資源であることをスタッフが話すとお子さんもお母さんも興味深く聞いていました。

マッコウクジラの歯を使用して作られた工芸品は、とても繊細な模様が掘られていて、普段あまり目にすることのない逸品に「すごくステキ!クジラがアクセサリーになっているのは知らなかった!」と話していました。

クジラのスタンプラリーでプレゼントも♪

展示の近くにはクジラのスタンプラリーが設置され、全て回るとクジラの種類が描かれた下敷きかくじらぬりえがプレゼントされました。

家族で一緒にスタンプを一個一個クリアしながら、展示されているクジラについて学びを深めました。

関西の伝統料理「くじらハリハリ鍋」の試食を提供!

さらに、関西の伝統料理である「くじらハリハリ鍋」の試食が提供されました。今回はニタリクジラのお肉を使用し、事前にしゃぶしゃぶすることによってクジラの旨味をスープから感じられる味となっていました。

食べているお子さんたちに感想を聞いてみると「おいしい~!」とグットサインをいただきました♪
また、一緒に食べていたお父さんお母さんたちは「クジラは居酒屋で食べたことがあるかなってくらいなので久しぶりに食べました」という方や「たまにスーパーで買って家で刺身か鯨ベーコンを食べてたけど、こういう鍋で食べるのは初めて!息子も喜んでるしとてもおいしい」と話しており、今回をきっかけにくじらハリハリ鍋が関西の伝統料理ということを知り、驚いている様子でした。

実寸大のクジラ幕も登場!

お昼ごろには、世界一大きい動物‘‘シロナガスクジラ’‘の実寸大の大きさの幕が会場前に広げられました。あまりの大きさに通りがかった人たちも「え、これクジラ?大きいねー!」と話しており、記念にパシャリと写真を撮っている家族も。

クジラブース以外にも会場では、京都の文化体験や同大学の学生たちと地域が連携したブースなど様々なブースがあり、親子でワッペンブローチを作ったり、洗濯ばさみを使ってオリジナルの作品を作ったりなど一緒に制作して思い思いに楽しんでいました。

京都の伝統的な文化や料理、地域企業や団体の活動について学べた「家族で遊ぼっ!ともいき(共生)フェスティバル2024」では、クジラの生態や日本人との歴史について見て、食べてと五感を通してクジラの文化にも触れることができるイベントとなり、クジラに興味をもった方も多かったのではないでしょうか。

京都にはクジラ料理が食べられるお店もあるので、この機会にぜひ食べに行ってみてくださいね!

▶クジラが食べられるお店
Fish bar 鯨 Kujira
串カツとくじら料理 串龍
花京本舗 先斗町
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