クジラ料理を存分に味わいたいならココ!鯨料理『むらさき』 | 耳ヨリくじら情報 | くじらタウン

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2024.08.28

クジラ料理を存分に味わいたいならココ!鯨料理『むらさき』

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大阪 メトロ(地下鉄)四つ橋線の肥後橋駅から徒歩1分の所には、大きなクジラがブリーチング(ジャンプ)しているオブジェが目印のクジラ料理専門店「むらさき」がお店を構えています。
1952年創業当時、付近には飲食店が皆無だったため一般食堂を出そうと思い『むらさき』が開店。その後1986年の商業捕鯨一時停止の流れでクジラ料理店の閉業が相次ぐ中、店主の今川義雄(いまがわ よしお)さんもクジラ好きと言うこととクジラファンのためにもクジラ料理の提供を1986年以降より始めました。
店内にはクジラのヒゲや歯で作られた工芸品も展示されており、料理だけでなくクジラの歴史も楽しむことができます。
同店は臭みが無くて美味しいヒゲクジラをすべて使用。種類はイワシクジラ、ニタリクジラ、ミンククジラ、ナガスクジラの4種類を扱っています。色々なクジラの部位が楽しめる鯨会席8〜9,000円のコースや一品料理など注文ができ種類も豊富です。
その中でも今回はコースにも入っているお店の名物「鯨はりしゃぶ鍋」や「鯨刺身」、「鯨ステーキ」の3品をご紹介します。

水菜と鯨肉を‘‘しゃぶしゃぶ‘’ 大阪発祥のクジラ料理!

鯨はりしゃぶ鍋※写真イメージ

鯨はりはり鍋は大阪の郷土料理です。昔は関西にしか水菜が無く、相性のよい鯨肉とドッキングして生まれました。当店の『鯨はりしゃぶ鍋』は ‘‘はりはり’‘と‘‘しゃぶしゃぶ’‘を融合させて‘‘はりしゃぶ’‘と呼称し商標登録もした1番人気のメニューです。
水菜を刺身用の鯨肉3種(鹿の子、赤身、本皮)で巻き、鯨肉に合うように天然真昆布、鰹本節、生姜などで仕上げたオリジナルだしの中をしゃぶしゃぶと潜らせてレアで食べます。
そうすることにより生で食べるよりも鯨肉に甘味が出て、水菜のシャキシャキ感と相まって絶妙な味になります。それらを器に盛り出汁を入れ、その上から特別調合の香りの良い山椒入り七味唐辛子を振りかけて食べると美味しさが倍増します。

鯨肉は美容効果もある

鯨刺身※写真イメージ

特上部位  鹿の子(かのこ)、さえずり(舌)、赤身、本皮の4種盛り合わせた「鯨刺身」は生姜醤油でいただきます。これらの部位には旨味であるクジラの脂が含まれていますが、アッサリとしていてしつこくないので美味しく食べられます。赤肉は鉄分、本皮はコラーゲンを多く含んでおり、美容効果も抜群ですね。

豪快にお肉感を味わうなら「鯨ステーキ」

鯨ステーキ※写真イメージ

「鯨ステーキ」は特々上の刺身用赤身を陶板焼きして、オリジナルソースをつけていただきます。

クジラのことを知って食べてもらうことが大事

店主 今川義雄さん

同店では「クジラのことを何も知らないで食べるのと、知って食べるのと味が違う」という考えから、お客様に対し、改造したクジラのおもちゃや写真を用いて店主自ら料理やクジラについての説明をしています。「ハクジラとヒゲクジラについての説明をすると「知らなかった」「勉強になった」というお声をいただくことが多いとのこと。店主はクジラの旨さを知らない特に50歳未満の若年層、中年層の方に是非食べに来ていただき、今後ともお客様の思い出作り、また同時にクジラの食文化の継続に尽力したいと語ります。
また、今後の目標を聞くと「現在、和風クジラ料理が主体ですが洋風の鯨料理と、料理のレパートリーも拡げて、幅広い集客に努めたい」と話しており、今後の活動も楽しみですね!

むらさき
住所:〒550-0002 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目15−4
時間:月~金  17:00~23:00(L.O22:00)/ 土  17:00~22:00(L.O21:00)
定休日:日曜日、祝日、年末年始、ゴールデンウィーク、夏季休暇(お盆)

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