学習型ワークショップ「たべるくじらのがっこう」を開催! | 耳ヨリくじら情報 | くじらタウン

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2022.12.14

学習型ワークショップ「たべるくじらのがっこう」を開催!

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11月26日(土)、鯨食普及や日本独自の捕鯨文化を理解してもらうことを目的にみなとみらいにある、日本丸メモリアルパークにて小学生とその父兄をメインタ―ゲットとした「たべるくじらのがっこう」が開催されました!

会場は大盛況で、たくさんの方が参加し、スタッフが話すクジラの話に興味津々の様子でした!

今回のワークショップは「くじらぬりえ」を教科書にして、パネルを活用しながら、初級クラス、中級クラス、上級クラス、マスタークラスの順にステップアップしていくスタイルで開催されました。
初級クラスでは、「たべるクジラってなーに?」というテーマから、クジラやイルカの生態やヒゲクジラ、ハクジラの違い、日本で捕って食べられているクジラの種類をレクチャー。クジラとイルカの違いは知らない方も多く、驚いている様子でした。

少し難しくなる中級と上級クラスでは「日本人とクジラの関係」「海と陸を守ろう」をテーマに鯨肉の栄養素や活用方法や鯨類研究所の研究についてなどのレクチャーがありました。クジラはDHAやEPAなどの栄養がたくさん含まれていること、肉だけではなく骨や皮など様々な部位を余すことなく活用しているということなど、クジラ専門のイベントでないとなかなか聞くことができないお話を皆さん熱心に聞いていました♪

また、SDGsについても触れた話がありました。
クジラや魚を捕る漁師さんは、捕るだけではなく、増やすために様々な工夫、研究をしています。それは、海の問題だからと海の環境だけを見るのではなく、私たちが住む陸でもできること、木を植えることで海の生物に必要な養分が海へともたらされることなどが‘‘魚を増やす’‘ことにつながっているという「持続可能な社会」の視点でも話がありました。これには親御さんもうなずいて聞いていました。

クラスを修了するとスタッフから「オリジナル缶バッジ(写真右上)がもらえました!全4種類の缶バッジをコンプリートすることができるのもあってか、お子さんたちは最後のクラスまで楽しみながら話を聞いていました♪

さらに最終試験でクイズが出されます。正解した人には「マスターカードの授与」があり、マスターカードをもらったお子さんたちの中には飛び跳ねながら喜ぶ子も!

ワークショップのほかにも、クジラの種類をあつめて揃える「くじらパズル体験コーナー」もありました。

ザトウクジラやシャチ、シロナガスクジラなど様々な種類があり、友達同士で競争したりなかには自分だけのオリジナルのクジラを作ったりしながら楽しそうにパズルを組み合わせてクジラの種類について学んでいる姿が見えました♪

同時開催で日本丸メモリアルパーク アリーナでは「さかな文化祭」が開催されました。こちらも大盛況の様子で、魚を触るイベントや“くじらの竜田揚げ”の試食などが配られたようです。

今回のイベントは楽しみながらクジラを学ぶことができたことと同時に、今まで当たり前だと思っていた海や陸の環境を守ることに対して、改めて考えるきっかけになったイベントだったのではないでしょうか!?

参加したい方は是非またの機会に参加してみてくださいね♪

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