耳ヨリくじら情報
6月14日(月)から開催される、「 Japan Drone2021|第 6 回 -Expo for Commercial UAS Market - 」に、日本鯨類研究所が開発した鯨類目視調査用のドローンを公開します。
日本鯨類研究所は、2019年よりドローンを活用した新たな鯨類調査手法の開発に取り組んでいました。
もともとは、鯨類の目視は熟練した目視観察員たちによって、船上からの目視による鯨種や頭数の判定を行っていましたが、人員不足や目視の限界を補完するためドローンの導入を決定。ドローンの活用にて、調査船調査が困難な海域でも、上空から目視データや環境データ等の収集が可能となり、より資源研究が進められると考えています。
今回開発したポイントとしては、海上の海風、船体の揺れ、船上磁気擾乱や電波障害、極地の地磁気偏差などの対策が施され、船上での安定運用が可能となっています。
南極海の資源調査の際にも、ドローンを活用し予備的な撮影実験を行い、シロナガスクジラ・ナガスクジラ・クロミンククジラ・ザトウクジラ等の撮影を実施。
今後も活躍が期待される「飛鳥」を、この機会に一度ご覧ください。
■ Japan Drone2021|第 6 回 -Expo for Commercial UAS Market -
会期: 2021 年 6 月 14 日(月)~ 16 日(水)10:00-17:00
会場: 幕張メッセ(千葉市)
主催: 一般社団法人 日本 UAS 産業振興協議会(JUIDA)
ご来場の際には、事前登録が必要となります。
詳しくはイベントHPをご覧ください。
また、ドローンについては、下記に詳しい情報が掲載されています。
・日本鯨類研究所 リリース
小型無人航空機(UAV)を活用した新たな鯨類調査手法開発への取り組みについて
-Japan Drone 2021への出展のお知らせ-