耳ヨリくじら情報
太平洋戦争前~第二次世界大戦、緊迫した情勢の中、捕鯨国として日本は他国と比べ後発ながらも短期間で世界第三位までのぼりつめました。その躍進の裏には日本の捕鯨船団の苦労と苦悩がありました。その当時を刻々と記載している「漁場日誌」。
日本から南氷洋に出漁した日本三大捕鯨会社の一つで大洋漁業・第二日新丸船団の事業部長・中部利三郎が書いたもので、2011年に奇跡的に発見されました。
捕鯨の調査研究を続ける下関市職員の岸本充弘さんがこの「漁場日誌」を8年がかりで編集した著書がついに書籍化いたしました。タイトル「戦前期南氷洋捕鯨の航跡:マルハ創業者・中部家資料から」
どのように「漁場日誌」がみつかったのか。
戦前の捕鯨とはどのように行われていたのか
捕鯨・世界三位までになった方法とは。
未来の日本捕鯨はどうなっていくのか。
興味深い捕鯨の歴史にふれてみませんか? 気になる方は、ぜひチェックしてみてください。
【出版元:花乱社】