調査内容
個体識別写真撮影(自然標識撮影実験)とは
クジラの外見上の特徴(色、ひれの特徴、傷跡等)を記録するため、海面に浮上したクジラを撮影します。調査中に出会ったクジラの外部特徴を記録し、他の日の記録とマッチングすることによって、そのクジラがどのようなルートで回遊しているのか、一緒に活動しているクジラはどのようなクジラなのかなど、回遊ルートの違うクジラとの比較調査することができるのです。
例えば、ザトウクジラ・シロナガスクジラ・シャチなどは体色や体の模様が一頭一頭に違いがあります。南極で撮影されたクジラが南アフリカの方で写真が撮られれば南極から南アフリカに移動しているという証拠になります。
《この実験をすることでわかること》
・どこからきたのか
・どの系統のクジラなのか調査の様子(動画)はこちらから
調査の様子(動画)長編はこちらから
目視調査の様子(動画)はこちらから