2024年2月5日（月）～2月9日（金）の5日間、水産庁は農林水産省の北館別館1階の「消費者の部屋」にて、「食べる鯨をもっと身近に、簡単に！」と題した展示・販売イベントを今年も開催中です。
鯨類調査や捕鯨業に知ってもらう事と、食材としてのクジラをもっと身近に感じてもらう事にスポットをあてた内容となっています。さらに今年は、コロナ渦で中止されていた試食も再開して「くじら汁」が配られます。

他にもクジラのヒゲ板や歯を使った工芸品も展示されています。中には神奈川県川崎工科高校の生徒が作ったクジラの髭のアクセサリーも展示され、歴史を感じるものから現代のものまでクジラの魅力がギュッと凝縮された見どころ満載な内容となっています。

会場内で一番目を引く展示が「消費者の部屋」で初展示の垂直離着陸自立型無人航空機（VTOL-UAV）「飛鳥 改五」です。本機は日本鯨類研究所が鯨類調査手法として航空目視調査の活用を目指して開発。航続距離は100kmを超え、強風の中でも離発着や水平飛行状態維持が可能となった実用機です。なかなか見ることができない機体を是非間近でご覧ください。

会場内では「くじら汁」の試食を食べることができます。
玉ねぎやこんにゃくが入った具沢山の汁の中に大きく切られたクジラの皮が入っており食感や風味が楽しめます。くじら汁は12時から配られて、なくなり次第終了になる為ご試食希望の方はお早めにお越しください。

消費者の部屋の前にある農林水産省の食堂「手しごとや咲くら」でもクジラ料理を楽しむことができます。
特別展の開催期間である２月５日～２月９日までは期間限定で「鯨汁御膳」を食べることができます。
他にもレギュラーメニューとして「ニタリ鯨三昧御膳」「ニタリ鯨竜田カレー」があり、ボリューム満点のクジラ料理に満足すること間違いなしです！

館内入り口には12時～13時の1時間限定でクジラの加工食品の販売も行われています。

ジャーキー、アヒージョ、鯨カルビ、ハンバーグから新商品の「鯨ハラミ」まで普段はあまり見ることのない商品を購入することができます。加工食品なのでご家庭でもクジラを気軽にお試しいただけるのではないでしょうか。

クジラを見て食べて知ることができるこの機会に是非お越しください。

■消費者の部屋「食べる鯨をもっと身近に、簡単に！」
【期　間】
2024年2月5日(月)～2月9日(金) 10:00～17:00
※2月9日は13:00まで
※試食は12:00～なくなり次第終了
※加工食品は12:00～13：00の間のみ販売

【会　場】
農林水産省北別館１階「消費者の部屋」
東京メトロ「霞ヶ関」駅下車。A5、B3a出口すぐ
住所： 東京都千代田区霞ヶ関1-2-1